めまいには大きく分けて2つのめまいがあります。
1つ目はグルグルまわるようなめまい、2つ目がふらふらとする、フワッとするようなめまいです。
原因は耳の問題や脳の問題、自律神経機能の問題など様々です。
ぐるぐるまわるめまいでは、耳鳴りや耳が聞こえづらいというお悩みも併発している場合は耳のトラブルが影響している可能性があります。
脳の問題の場合、長期間めまいが続き、めまいが完全に消失することがありません。他にも身体が思うように動かせない(麻痺)状態もある場合は、脳神経外科へ受診することをおすすめいたします。
首を動かした際にめまいが出現する場合は、頸部の可動域がせまくなっていることや首回りの筋肉が固まっていることで血管を圧迫したり、感覚のセンサーが正常に動かなくなっていることが多いです。頸部には感覚のセンサーが豊富に存在しており、カメラのブレを補正するような機能が備わっています。しかし、首回りの動きが悪くなることでこのブレを補正する機能が損なわれてしまうため、フラっとするようなめまいが生じてしまいます。
自律神経機能の異常があると、交感神経と副交感神経のスイッチが切り替わるタイミングでめまいが起きやすいです。例えば、朝目を覚まして、起き上がる時などがあります。朝方のめまいはそれだけではなく、血圧の問題なども併発されやすいです。血圧の問題だとフラットするようなめまいを感じやすくなります。
筋力や姿勢によっても影響することがあります。自分の中ではめまいだと思っていても実は、バランスが悪いだけかもしれません。バランスが悪くなるとフラフラしやすいのは想像しやすいかと思います。寝ている時や座っている時よりも立っている時にフラフラするようなお悩みをお持ちの方はもしかしたらバランスが悪いことによって感じているのかもしれません。
脳の問題だと緊急性が高い問題となりますので、少しでも該当するようでしたら、脳神経外科にて一度精査してもらう方が良いでしょう。
どれに当てはまるかによって、解決の糸口はそれぞれ変わってきます。
少しでも知識を身につけておくことで最善の判断ができる可能性があります。
ぜひ参考にしてみてください!