「KINMAQ(キンマク)整体院 福岡西新院」で痛みやしびれ・不調を根本改善

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今回は『呼吸』をテーマにお話ししていきます。
呼吸に1番関連する筋肉は横隔膜という筋肉です。
横隔膜はドーム状の構造をしていて、左右非対称な筋肉です。
この筋肉は固有受容器といって感覚のセンサーが少ない筋肉のため、「横隔膜に力を入れる」という感覚が掴みづらい部分があります。

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呼吸の際に横隔膜は上下に動くことで腹腔内圧といって体幹を安定させるための働きを持っています。胸郭(肋骨・胸骨・胸椎で囲まれた部分)も呼吸に伴い、前後左右に広がります。
この胸郭を構成している肋骨は上部と下部で動きが異なり、上部はバケツの取っ手のように横に広がる動きをしています。下部はポンプの柄のように斜め下や斜め上に動きます。
息を吸うと肺に空気が入り、胸郭が広がります。その際に肋骨は上記の方向に動きます。
胸郭が広がると同時に横隔膜は下降することで腹腔内圧が高まります。
逆に息を吐く時は横隔膜が上に持ち上がり、肋骨は下方に下がる方向に動きます。

呼吸は一日に約3万回行われており、寝ている間も休むことなく行われています。
その呼吸パターンの崩れがあると毎日常に異常な動きをしているため、身体にも大きな影響が出てきます。
正常のパターンは腹部と胸部が同時に動き、腹部の膨らみが前側だけでなく、円周上に膨らむのが理想です。
異常パターンだと胸部のみ動く胸式呼吸やお腹を膨らませようとして腰が反る呼吸、頑張って大きく息を吸おうとして肩や首にものすごく力が入っている呼吸など様々な異常呼吸がみられます。

腹部のインナーマッスルにはどの動作においても先にその筋肉に力が入り、体幹を安定させた状態で四肢を動かすのが特徴としてあります。そのため、正しい呼吸を身につけると体幹を安定させることができ、負担なく身体を動かすことができるようになります。

正しい呼吸を手に入れて楽な身体を作っていきましょう!!

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