前回は体幹や脊柱の役割について解説していきました。
今回は体幹へのアプローチ方法についてご紹介していきます。
身体の約半分を占める体幹の安定性に関わっているのが脊柱です。その脊柱の動きを高めていくための柔軟体操を3つとインナーマッスルのトレーニング1つを紹介します。
■身体を捻る運動1
1.横向きになって上側の手を頭の後ろへ置きます。
2.目線は上側の肘を追いながら、身体を後方へ捻っていきます。
3.肘が床につくのが目標です。
※骨盤が動かないように意識しましょう。
■身体を捻る運動2
1.横向きになり両膝と両股関節を90°曲げます。
2.両腕を肩の高さにして、手のひらを合わせます。
3.上側の手を目で追いながら、身体を後方へ捻っていきます。
4.手が床につくのが目標です。
※骨盤が動かないように意識しましょう。
※肩が痛い場合は無理に動かさないようにしてください。
■身体を捻る運動3
1.仰向けになり両手は真横に広げます。(床で行う場合)
2.片側の膝関節と股関節を90°まで曲げます。
3.曲げた足を反対側に倒していきます。
4.床に膝がつくのが目標です。
※動かした際に両肩が浮かないように意識しましょう。
■腹式呼吸
1.仰向けになり、股関節と膝関節が90°になるように曲げます。
(イスがない場合は膝を立てた状態でもOK)
2.下腹部に手を当て、息を吸いながら手を押し返すように膨らませます。
3.息を吐く時も下腹部に置いた手を押し返すように吐いていきましょう。
※鼻から吸って口からゆっくり吐きます。
※肩の力が入りすぎないようにリラックスして行います。
※難易度を上げる場合は足を浮かせて行います。
軽い負荷のトレーニングになりますので、幅広い年齢層の方々や現在お悩みをお持ちの方でも取り組みやすいメニューとなっております。
ぜひチャレンジしてみてください!