睡眠の役割は免疫力の維持と脳機能の維持があります。
全く寝なくなると免疫力低下して、普段ならかからないような病気になりやすくなります。
そのため、睡眠は非常に重要です。
睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠があります。
ノンレム睡眠の時は身体が休んでる状態です。
脳のエネルギー消費量が1日の中で最も低くなるタイミングになります。脳の活動が低下するので全身に命令を送ることも少なくなり、筋活動が低下します。
レム睡眠は実は起きている時以上に脳が活発に動いています。
身体は全身の運動に関わる神経が遮断されて、筋肉が弛緩した状態になっています。
これは脳が覚醒している状態なので身体の機能を遮断しないと暴走して激しく動き出してしまうので筋肉が弛緩しています。
そのため、身体は休んでいるわけではありません。
その睡眠ですが、睡眠のゴールデンタイムはないと言われています。
睡眠時には成長ホルモンが分泌され、全身の細胞の再生や修復を助ける働きがあります。それによって、疲れを取ったり、肌の調子を整えてくれています。
しかし、時間帯によって分泌量が変わるわけではなく、就寝後のはじめに現れる深いノンレム睡眠時に分泌されます。
なので、時間帯にこだわりすぎると逆に悪影響となることがあります。
睡眠時間についてもこだわりを持ちすぎると悪影響になりやすいです。
データ上で7時間睡眠が病気や肥満のリスクが少ないのは事実としてあります。
ただ、あくまで平均値であって、年齢が上がれば睡眠時間も短くなります。
そのため、「7時間寝ないといけない!」と思いすぎるのもよくありません。
金縛りはレム睡眠と関連があります。
レム睡眠時は脳は活発に活動していて、運動神経は麻痺している状態です。
レム睡眠のタイミングで目を覚ますとすぐに身体を動かすことができない状態となっているため、金縛りにあったと感じてしまいます。
このことは怪奇的な現象ではなく、科学的に証明されています。
睡眠の質を担保することはものすごく大切なことですが、過度にこだわりを持ちすぎると逆効果になることがあります。
睡眠についての知識があると対策がとれるものもあるので、ぜひ参考にしてみてください!