「KINMAQ(キンマク)整体院 福岡西新院」で痛みやしびれ・不調を根本改善

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今回は背骨の機能が下がる原因について解説していきます。
以前、脊柱の弯曲構造についてお話ししましたが、それについてまずはご紹介します。

脊柱は3つの弯曲があり、頸椎・胸椎・腰椎に分かれます。
この3つの弯曲がバネの役割を担い、あらゆる衝撃を吸収する働きがあります。
しかし、以下の3つの原因で脊柱の機能低下を招いてしまいます。
① 身体を支える筋力の低下
② 精神的なストレス
③ 内臓‐体性反射
今回は身体を支える筋力の低下についてより深掘りしていきます。

背骨を支えるのは筋肉です。
純粋に筋肉量が不足して支えられないパターンと高い筋肉量を有しているにもかかわらず、力を発揮できていないパターンがあり、いずれにしても筋肉で支えることができていません。
本来は骨と筋肉で支えていたものが骨だけで支えなくてはならないため、安定性を求めて1本の支柱のような構造に変化していきます。

IMG_2262脊柱のすぐ横には交感神経節と呼ばれる神経が走行しております。
そのため、脊柱の動きが悪くなると交感神経にも影響を及ぼします。
交感神経が優位になると筋肉も緊張状態になり、柔軟性が低下してしまいます。
特に胸椎や腰椎には体幹の多くの筋肉に指令を送る神経が存在しております。
具体的には胸椎には肋間筋、腰方形筋、腹直筋、腹横筋、腹斜筋などを支配している肋間神経が、腰椎には腸肋筋、最長筋、棘筋、多裂筋などを支配している脊髄神経後枝という神経があります。

上記の内容をまとめると
交感神経が優位になる→胸椎・腰椎領域の筋肉(主に体幹筋)が緊張状態になる
→体幹筋の機能異常が起きる→体幹の安定性が低下する
というふうになっていきます。

IMG_2263また、脊柱の構造上の影響も出てくることがあります。
胸椎は後ろ側に弯曲(後弯)があり、腰椎は前側に弯曲(前弯)あります。
胸椎と腰椎では反対方向へのカーブがあるため、その切り替わりの部分(胸腰椎移行部)では機能障害が起こりやすくなってしまいます。
胸腰椎移行部には脊柱の中でも特にたくさんの筋肉に指令を送る神経が存在しています。

このような点から交感神経の影響を受けやすいことや構造的な影響によって脊柱の機能が低下してしまいます。

だからこそ、自律神経を正常化させること・脊柱に対してのセルフケアを行うことが非常に重要になってきます。
脊柱の柔軟体操に関しては以前のブログで紹介しておりますので、ぜひ参考にしてください!

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