【ファシアが硬くなる原因は】
ファシアに以下のような負荷がかかると伸張性や滑走性が低下し、可動域制限(動かせる範囲が狭くなる)が起こります。
・骨折や怪我
・手術
・関節の固定(ギプス・コルセットなど)
・不良姿勢(骨盤の歪み)
・筋肉の使い過ぎ
・内臓の病気・肥満など
これらにより筋膜の間にあるヒアルロン酸がネバついた状態になりファシアがよじれ滑走性が低下し癒着が起きます。
よじれ・癒着・滑走性の低下した状態が痛み痺れの原因とされています。
【具体的にどのようなアプローチ方法なの?】
当院ではイタリア発祥のファシアに対する施術を根幹としております。
この施術法は、200以上ある筋膜のポイントの中でその人にあった箇所を選択して、適度な圧と摩擦熱を加えることで炎症を敢えて生じさせていきます。
この炎症を引き起こすことで、ヒアルロン酸を分解する酵素が体の中から出てくるため、ネバついたヒアルロン酸をサラサラな状態に変化させ、ファシアの滑走性を改善することができます。
逆に、摩擦が足りなかったり炎症が不足している状態では一時的にファシアの滑走性が良くなる事はあるものの、ファシアが元の配置に戻ってしまい、持続的な根本改善には繋がりません。
ファシアは全身タイツのように体全体を覆い、縦横に繋がっています。体の中でファシアが着崩れを起こしている状態だとよじれているポイントではなく離れたポイントで症状が起こることがあります。
そういった場合、症状の出ているポイントをいくら施術しても良くなりません。
実際のお客様で腰痛の原因が膝のポイントにあったり、めまいの原因がすねや手首のポイントにあったりするため、大変驚かれることが多いんです。
ぜひこの機会に、『筋膜施術』を体験してみませんか?